マルタ留学中にロックダウンと強制隔離になった話
そしたらマルタの友達から連絡が。
「今日から23日まで学校が休校になります」
▶︎2020.3.14(土)
この日もトルコにいながらマルタの情報を調べていました。そしたら気になる内容が。
"マルタ入国後2週間は強制隔離だが、祖国に帰る場合はその期間を待たずに帰国出来る"という内容でした。
学校のインターンの方に連絡をして聞いてみたらそれで大丈夫とのことだ。強制隔離される場所は学校の寮とのことで学校には一度戻れるということを知って安心した。
この内容を確認し、マルタに帰ったら少し早いけど直接日本に帰ることを決意。
マルタに留学に来ているのに学校が休校になり授業も受けれず友達にも会えず2週間隔離をして更に日本で隔離期間が必要になってしまうなら、早く帰りたいと思い決めました。
▶︎2020.3.16(月)
マルタに帰国するためイスタンブール新空港へ。イスタンブールの町でトルコ人と話をしていたら1日ずれていたらトルコから出るのも危うい様だったと。本当にギリギリでした。
機内ではまた書類を書きました。どこに滞在するか連絡先などを紙に書き、入国審査官にも同様のことを聞かれた。最後に空港出たところでサーモグラフィーによる検温。
マルタに到着したがバスには乗れないのでBOLT(マルタで主流の配車タクシー)を呼び学校寮まで帰りました。
久しぶりに友達にも会うことが出来ました。嬉しかった。
急いで友達に手紙を書きお土産を渡しました。一緒に生活したり授業を受けたり出掛けたり、日本にいたら出会えなかった子たち。
隔離が決まっていたわたしにはこれが最後の別れでした。寂しくて涙が出ました。
直接会いに行けない子もいたので共通の友達に渡してもらったりしました。
そしてわたしは部屋を移動しないといけなかったので、荷物をまとめました。こんなバタバタした最後なのが本当に本当に悲しかった。
レセプションに行き鍵を交換してもらい新しい部屋に移動しました。
部屋にはキッチン、トイレ、シャワー、エアコンも完備されていて暮らすのには問題はなく、むしろ快適な部屋でした。しかし部屋からは一歩も出ては行けないと。
強制隔離なので部屋から出たら1日につき罰金€3000。(値上がりました)
この日から強制隔離生活が始まりました。
長くなってしまったので続きます。
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